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あなたにもわかる相対性理論
今日(09.11.11)の新聞に茂木先生の申告漏れの記事があった。
茂木先生ったら…とちょっと笑ってしまった^^
どうして相対性理論を説明できるほどの人が、確定申告を間違ったり、忘れたりするのか…
しかし、数学的センスと会計学は相性があまりよくないらしい、ということは、学生のころから感じていた。
私は経済学部で会計学をちょっとだけ学んだが(本当にちょっとだけなので、難しいことはわかりませんゴメンナサイ)、近代経済学の教官は、だいたいみなさん財務諸表が読めないらしく、どうしてややこしい微分や積分ができる人が、この程度のパズルを理解できないのか…?と不思議でたまらなかった。
とにかく、興味がない、の一言に尽きるようであった。
ちなみに、学生にも会計分野が大っきらい、という人が多く、そういう人はなぜか数学や情報科学が得意だった。
近代経済学も結構だが、財務諸表を学ぶほうが、資本主義経済の仕組みを知るには手っ取り早いし、労力も全然かからない と思うのだが…
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というわけで、茂木先生の本。
「あなたにもわかる…」とあるが、わたしにだけはわからないんだろうなぁ〜と思いつつ、衝動買いしてしまった。
茂木先生はテレビでお見かけするたびに「素敵だなぁ〜」と思っていたので。
もうひとつ。
アインシュタインはベジタリアンだったので。
ちなみに、アインシュタイン以外には、エジソン、ニュートン、ダヴィンチなど、天才と呼ばれた人物が総じてベジタリアンであった。
" If a man aspires towards righteous life, his first act of abstinence is from injury to animals "
「人が道徳のある正しい人生を歩みたいと熱望するならば、 まず始めにするべき行動は、動物たちへ危害を与えることを節制することだ。」とは、アインシュタインの言葉。
しかし、本書にはアインシュタインがベジタリアンであったことは書かれていなかった。
アインシュタインは、「同時である」ということはどういうことかという問い直しから、相対性理論の革命を導いた。心と脳の謎を解くために必要な「常識を疑うこと」とは、果たして何か。日常の意識のごく慣れ親しんだ性質の中に、そのとっかかりはあるのだろう。
茂木先生は、本書をこう締めくくっている(このあとに あとがき があるが)。
僭越ながら、「疑うべき常識」があるとしたら、「食」ではないだろうか?
食べたものによって、身体は作られる。もちろん、心も脳も。
現在、精神疾患は日本中(世界中?)に蔓延しているが、これは、「食」の「常識」そのものの間違いから来るものだと、私は信じている。(つまり食物アレルギーによる脳アレルギーが原因、というわけ)
身体にいい、と言われている「牛乳」、エネルギー源と思われている「砂糖」「肉」「卵」。
危険はないと思われている(?)「添加物」「農薬」「遺伝子組み換え作物」。
「常識を疑うこと」が科学であるなら、食の常識も疑ってほしいものだ…
茂木先生ほどの人なら、いつか気づいてくださるだろうか?
さて、あなたにもわかる相対性理論 (PHPサイエンス・ワールド新書)について。
アインシュタインの人間的魅力を語りつつ、物理学の歴史や、時間や光速など例の不思議な(^^;)話も登場する。
予想していたよりおもしろくわかりやすい。
何より、「真に科学する」とはどういうことか、というあたりの話が秀逸であったと思う。
これから科学を目指す人、科学とは縁遠い人、我こそは科学者と思っている人、いろんな人が読んでくださるといいなぁ、と思う。
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手紙
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ずいぶん前に読んだが、ブログに書くのをためらっていた。
何と書けばいいものやら…
というわけ。
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志
…の弟、直貴が主人公。
両親はすでに他界している。
直貴は頭もよく、容姿もよく、歌もうまい。
逆境の中でも、腐らずに努力する姿は涙もの。。。
しかし、どんなに努力しても、「強盗殺人犯の弟」という消せない事実のために、チャンスを閉ざされ続ける。
本人には責任はなく、ただ「強盗殺人犯の弟」というだけで、何事もうまくいかなくなる…つまりは「差別」を扱った小説。
直貴がかわいそう…うるうる
……で済めばいいのだが、もちろんそれだけでは済まないのが、東野作品。この「差別」というやっかいなものが、どうにも難しい。読んでいて不快になる
「強盗殺人犯の弟」というほどの重荷を背負っている人は少ないと思うが、だれしも、自分には何の責任もなく、また自分ではどうにもしようのないことで、道を閉ざされたり、何かをあるいは誰かを自らあきらめてしまった経験は少なからずあるのではないだろうか?
…?
ないかな?(私だけ?)
まぁ、とにかく、読んでいてあまり気持ちのいい小説ではない。
ドーンと重いというより、ドロッと重い感じの作品。
救いはジョン・レノンの「イマジン」が、重要なモチーフとして織り込まれていることだろうか?
イマジンが好きな人なら、ただ不快なだけの小説にはならないかもしれない。。。
しかし、なんとなく、映像向けの作品かも…?(私は観ていないが…いつか観たい)
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もうひとつのコロボックル物語
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コロボックル物語誕生50周年の記念刊行の絵本。
絵本とはいえ、文字がメイン。絵は挿絵という程度なのだが…
この絵が実にすばらしい!
村上勉さんのイラストで、好きな人はたまらなく好きだろうと思う。
私は村上勉さんのイラスト、子どものころから大好き

出会いは、小学校1年生の国語の教科書。
その時も「佐藤さとる」さんの文章に「村上勉」さんのイラストという豪華なものだった。
小学校の3年生になったとき、学級文庫(←なつかしい!)の棚に、村上勉さんの手によると思われるイラストのついた本を発見!
本のタイトルは「だれも知らない小さな国」。
なんとそそるタイトル!
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もちろん著者は「佐藤さとる」氏。
思えば私の読書人生はここがスタート地点。
コロボックルシリーズで初めて本格的な物語の世界に足を踏み入れたのだった…。
当時の私のお小遣いはたったの1000円/月。
1000円札を握りしめて、集英社のりぼんとコロボックルシリーズを買いに行くのが楽しみだった。
…というわけで、コロボックルシリーズは全編読み尽くしたつもりだったのだが、なんと、「もうひとつのコロボックル物語」があったことをつい先日知ってしまった!!!
そのストーリーがこちら↓の2冊に収められている。
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昔「きりん」という雑誌に連載していたが、雑誌の一時休刊か紙面変更などの事情か、4回の連載で終わってしまったというものらしい。
その「きりん」だが、灰谷健次郎さんが中心になって発行されていたというから、なんともゴージャスなメンバーで作っていたのだなぁと思う。。。
青い鳥文庫のコロボックルシリーズは、今では娘も大好きなのだが、残念ながらふりがながあまりなく、読んであげなければさすがに無理…というわけで、延々と読み聞かせていたのだが、今回の美しい絵本は、すべてにふりがながあって、娘もひとりで読める。ありがたい

幻のコロボックル物語が発掘され、本になったこと…これだけでも私には大事件だったのだが、加えて、村上勉氏による全点かきおろしのイラストが本当にすごーーーくステキ

眺めていると、心の奥にまで光が差し込んできそうな、透明感があってステキすぎる絵本。
(これは娘の本棚に置かずに、私の棚に保管する予定^^)
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