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手紙
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ずいぶん前に読んだが、ブログに書くのをためらっていた。
何と書けばいいものやら…
というわけ。
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志
…の弟、直貴が主人公。
両親はすでに他界している。
直貴は頭もよく、容姿もよく、歌もうまい。
逆境の中でも、腐らずに努力する姿は涙もの。。。
しかし、どんなに努力しても、「強盗殺人犯の弟」という消せない事実のために、チャンスを閉ざされ続ける。
本人には責任はなく、ただ「強盗殺人犯の弟」というだけで、何事もうまくいかなくなる…つまりは「差別」を扱った小説。
直貴がかわいそう…うるうる
……で済めばいいのだが、もちろんそれだけでは済まないのが、東野作品。この「差別」というやっかいなものが、どうにも難しい。読んでいて不快になる
「強盗殺人犯の弟」というほどの重荷を背負っている人は少ないと思うが、だれしも、自分には何の責任もなく、また自分ではどうにもしようのないことで、道を閉ざされたり、何かをあるいは誰かを自らあきらめてしまった経験は少なからずあるのではないだろうか?
…?
ないかな?(私だけ?)
まぁ、とにかく、読んでいてあまり気持ちのいい小説ではない。
ドーンと重いというより、ドロッと重い感じの作品。
救いはジョン・レノンの「イマジン」が、重要なモチーフとして織り込まれていることだろうか?
イマジンが好きな人なら、ただ不快なだけの小説にはならないかもしれない。。。
しかし、なんとなく、映像向けの作品かも…?(私は観ていないが…いつか観たい)
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もうひとつのコロボックル物語
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コロボックル物語誕生50周年の記念刊行の絵本。
絵本とはいえ、文字がメイン。絵は挿絵という程度なのだが…
この絵が実にすばらしい!
村上勉さんのイラストで、好きな人はたまらなく好きだろうと思う。
私は村上勉さんのイラスト、子どものころから大好き

出会いは、小学校1年生の国語の教科書。
その時も「佐藤さとる」さんの文章に「村上勉」さんのイラストという豪華なものだった。
小学校の3年生になったとき、学級文庫(←なつかしい!)の棚に、村上勉さんの手によると思われるイラストのついた本を発見!
本のタイトルは「だれも知らない小さな国」。
なんとそそるタイトル!
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もちろん著者は「佐藤さとる」氏。
思えば私の読書人生はここがスタート地点。
コロボックルシリーズで初めて本格的な物語の世界に足を踏み入れたのだった…。
当時の私のお小遣いはたったの1000円/月。
1000円札を握りしめて、集英社のりぼんとコロボックルシリーズを買いに行くのが楽しみだった。
…というわけで、コロボックルシリーズは全編読み尽くしたつもりだったのだが、なんと、「もうひとつのコロボックル物語」があったことをつい先日知ってしまった!!!
そのストーリーがこちら↓の2冊に収められている。
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昔「きりん」という雑誌に連載していたが、雑誌の一時休刊か紙面変更などの事情か、4回の連載で終わってしまったというものらしい。
その「きりん」だが、灰谷健次郎さんが中心になって発行されていたというから、なんともゴージャスなメンバーで作っていたのだなぁと思う。。。
青い鳥文庫のコロボックルシリーズは、今では娘も大好きなのだが、残念ながらふりがながあまりなく、読んであげなければさすがに無理…というわけで、延々と読み聞かせていたのだが、今回の美しい絵本は、すべてにふりがながあって、娘もひとりで読める。ありがたい

幻のコロボックル物語が発掘され、本になったこと…これだけでも私には大事件だったのだが、加えて、村上勉氏による全点かきおろしのイラストが本当にすごーーーくステキ

眺めていると、心の奥にまで光が差し込んできそうな、透明感があってステキすぎる絵本。
(これは娘の本棚に置かずに、私の棚に保管する予定^^)
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夢をかなえるゾウ、あるいは、モモちゃんシリーズ
「テレビのコンセント抜いたら、テレビ見たくなっても、一度立ち止まるやろ。そしたら今までよりテレビ見んようになる可能性は、ほんの少しやけど、高くなるやろ。…」
夢をかなえるゾウでガネーシャが「本気で変わりたいなら、意識を変えるだけではだめで、『具体的な何か』、つまり『環境』を変えなければだめだ、と説明している。
6歳の娘が、青い鳥文庫を愛読し始めた。
と同時に、テレビをめっきり見なくなったので、これ幸い、と、テレビを2階に厄介払いした。
テレビを見るのが悪いとは言わない。
見てほしくないとも思わない。
ただ、見るなら真剣に見てほしいのだ…。お絵かきしながら、なんとなくつけっぱなし、なんていう姿を、親としては見たくない…。
というわけで、テレビのある生活に少しばかり不満があったのだが、2階に移動させてからというもの、実にすがすがしい気分
暇だからテレビ、ではなく、本を読んだり、音楽を聴いたり、トランプをしたりしている。
ひとりでどうやってトランプをしているのか?と観察していると、なんと、ページワンを右手と左手で勝負している!
時々は、不思議の国のアリスのような摩訶不思議な小説を書いたり…。

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